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歯科医院でのインプラントの治療方法について

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 「インプラント」とは歯を根まで失ってしまった場合、顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラントを入れ、冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。インプラントの治療について興味はあるものの、インプラントの治療方法 (種類)について理解されていない方も多くいらっしゃいます。本日は、「歯科医院でのインプラントの治療方法」についてご説明させていただきます。

『この記事はこんな方にオススメです』
 失ってしまった歯を差し歯やインプラントで元の歯ならびの状態のように戻す治療に興味がる。インプラント治療について知りたいと情報を探している。インプラント治療で歯科医院を比較検討されている。このような方にオススメです。



インプラントとは

 インプラントとは、歯を根まで失ってしまった箇所を元の歯の生えたような状態に戻す為の治療で、顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラントを入れ、冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。以前のコラムでご紹介させていただいております。下記のURLよりご確認ください。

https://mushiba-labo.com/?p=14460

歯科医院の一般的なインプラントの治療の流れについて

 歯科医院で診察診療ができるインプラントの一般的な治療の流れについて、以前のコラムでご紹介させていただいております。 下記のURLよりご確認ください。

https://mushiba-labo.com/?p=14462

歯科医院でのインプラントの治療方法について

1.インプラント手術前のコンピューターシミュレーション




 一般的な歯科医院では、インプラントの治療について診療前にコンピューターシミュレーションによって、最適なインプラントを入れる位置や使用するインプラントの種類を決め、その計画通りにインプラント手術を行うための手術補助用のマウスピース(ガイド)を製作します。マウスピースを使用したインプラント手術は、より正確にインプラントを入れる方向や深さをコントロールできるため、今までの施術担当医の経験や技量によって差が生まれた手術と比べて安全性が高くなります。


2.インプラント手術

1回法のインプラント手術



 インプラントを入れる部位の骨量が十分な場合は、インプラントの1回法手術を行います。骨にインプラント本体(フィクスチャー)を埋めこみ、同時に土台(アバットメント)、もしくは蓋(ヒーリングキャップ)をフィクスチャーに連結し、その部分を口腔内に出したまま歯肉の治癒をさせます。インプラントが咬合力の負荷に耐えられるようになった段階で、アバットメント(ヒーリングキャップを入れている場合はアバットメントに交換した後)に最終補綴物をセットします。

2回法のインプラント手術



 インプラントの2回法手術は、その名の通りインプラントの手術を2回に分ける術式です。インプラントを入れた部位の骨が柔らかい場合や骨を再生させるための処置を行う場合は2回法のインプラント手術を行います。1回目の手術でインプラントを埋め込み、歯茎を糸で縫って完全に閉鎖ます。閉鎖後にインプラントが骨と結合するまで2~6カ月間待ちます。そして、2回目の手術でインプラントにヒーリングキャップ、または土台(アバットメント)を取り付けます。2回目の手術時間は5~10分程度です。

2回法手術が選ばれるメリット
 2回法手術は、歯茎を完全に封鎖することによって細菌に感染しにくいというメリットがあります。インプラントを入れた部位の骨が柔らかい場合や同時に骨を再生させるための処置を行う場合などは、この手術を選択します。



3.骨造成(こつぞうせい)手術

 インプラントを入れる時に、その部位の骨が少ない方は、インプラント手術の前に骨を造る「骨造成手術」を行います。


3-1.ソケットリフト法


 上顎の奥歯の上には上顎洞という骨の空洞があります。ソケットリフトは上顎の奥歯の部位にインプラントを入れる時に、骨の高さが足りない場合に行う手術です。上顎の骨にインプラントを入れるための穴を空けて、その穴から専用の器具を使って上顎と上顎洞の間にあるシュナイダー膜(上顎洞粘膜)を押し上げます。押し上げてできた空間に人工骨を入れて骨の高さを確保し、インプラントを施します。

ソケットリフトの術式が選ばれるメリット
 ソケットリフト術式が選ばれるメリットは、顎の骨の量が十分でなくてもインプラント治療が可能になることです。インプラントを入れる穴から行うため、手術による身体的な負担が少なく、インプラントの手術時間も短時間の追加処置で、同時にインプラント埋入が可能です。


3-2.サイナスリフト法

 ソケットリフトができない(さらに骨が少ない)場合に行う術式です。上顎奥歯の骨の高さが足りない場合、インプラントを入れる部位の頬側の骨から穴を空け、シュナイダー膜を押し上げます。押し上げてできた空間に人工骨を入れて骨の高さを確保し、インプラントを施します。

3-3.GBR法


 骨が失われた部位に自身の骨や人工骨を移植して、骨の高さや幅を確保するための骨造成手術です。GBRはインプラント手術に必要な骨の量が不足している場合はもちろん、歯茎下がりなどがあると目立ってしまう上顎の前歯などのインプラントにも多く用いられます。


まとめ

 本日は「歯科医院でのインプラントの治療方法について」についてご紹介させていただきました。これからインプラントを受けることを検討されている方などに今回のブログが一つの参考となれば幸いです。



▼【主筆・監修】小林保行 2004年に東京歯科大学歯学部を卒業し、京橋の渡辺歯科医院にてキャ
リアスタート。その後、市ヶ谷番町歯科にて副院長としての勤務を 経て、2008年にキーデンタルクリニックを開院する。
■DHA岩田セミナー認定医 ■クリアアライナー矯正認定医 ■クリアアライナー矯正認定医 ■日本顎咬合学会所属 ■日本インプラント学会所属 ■消防庁認定 救命技能講師修了
歯の悩み・問題の解決方法をムシバラボの専門歯科医師・専門スタッ フが答えるムシバラボ。

■公式ホームページURL:https://mushiba-labo.com

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