歯の悩み・問題の解決方法をムシバラボの専門歯科医師・ 専門スタッフが答えるムシバラボ
「インプラント」とは歯を根まで失ってしまった場合、顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラントを入れ、冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。インプラントの治療について興味はあるものの、インプラントの治療方法や流れについて理解されている方は多くはありません。本日は、「歯科医院での一般的なインプラントの治療の流れ」についてご説明させていただきます。
『この記事はこんな方にオススメです』
失ってしまった歯を差し歯やインプラントで元の歯ならびの状態のように戻す治療に興味がある方。インプラント治療について知りたいと情報を探されている方。インプラント治療の流れを知りたい方。このような方にオススメです。
インプラントとは
インプラントとは、歯を根まで失ってしまった箇所を元の歯の生えたような状態に戻す為の治療で、顎の骨に穴を開け、人工歯根であるインプラントを入れ、冠を被せて元の歯の状態のようにしていく治療法です。以前のコラムでご紹介させていただいております。下記のURLよりご確認ください。
https://mushiba-labo.com/?p=14460
インプラントの治療の流れ
1.レントゲンで骨の状態を確認する
インプラントを入れる部分の骨をCT撮影します。骨の厚みや幅、神経や血管の位置を3次元的に確認し、インプラントの長さや太さを決め、診察にて患者様と担当医で、インプラント治療の計画を立てます。多くの歯科医院の場合、インプラント用のシミュレーションソフトを使い、計画した位置にインプラントが入るように治療をします。
2.インプラント手術
シミュレーションした位置にインプラントを入れます。1本のインプラントであれば、60分~90分程度で治療は終わります。痛みや腫れはほとんどない場合が多いです。治療前の診察で、 患者様の骨が少なくなっている事が確認できた場合や同日に骨の移植などを行う場合は腫れることがあります。
3.インプラントに土台や被せ物をつける
インプラントが骨と結合した後にインプラントの土台であるアバットメントや被せ物をつけていきます。上下の噛み合わせを確認しながら徐々に硬いものを噛むようにしていきます。
4.インプラントを長く持たせる為のセルフケア
インプラントを長く維持させるには、患者様自身のセルフケアが必要です。被せ物が入ったらおしまいではありません。ご自身で行う毎日の歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシをはじめとし、歯科医院でクリーニングを行う事で、インプラントの周囲に細菌が残る機会を可能な限り減らす事を心がけましょう。
まとめ
本日は「インプラントの治療の流れ」についてご紹介させていただきました。これからインプラントを受けることを検討されている方に今回のブログが一つの参考となれば幸いです。
▼【主筆・監修】小林保行 2004年に東京歯科大学歯学部を卒業し、京橋の渡辺歯科医院にてキャ リアスタート。その後、市ヶ谷番町歯科にて副院長としての勤務を 経て、2008年にキーデンタルクリニックを開院する。
■DHA岩田セミナー認定医 ■クリアアライナー矯正認定医 ■クリアアライナー矯正認定医 ■日本顎咬合学会所属 ■日本インプラント学会所属
■消防庁認定 救命技能講師修了
歯の悩み・問題の解決方法をムシバラボの専門歯科医師・専門スタッ フが答えるムシバラボ。
■公式ホームページURL:https://mushiba-labo.com
確かな技術で納得の治療を
ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。