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親知らずの痛みがひどい時や、歯茎が腫れた時に自分でできる応急処置方法

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 こんにちは。キーデンタルクリニック、歯科医師の中村希美です。

 急に親知らずが痛くなって困った経験はありませんか?親知らずの周りの歯ぐきが腫れて、咬むのも口を開けるのも食事するのもじっとしてても辛い!夜間や休みの日、大事な予定が入っていてすぐに歯医者に行けない時に強い痛みが出るととても大変ですよね。そんな時にご自身でできる応急処置方法をご紹介します。
 

親知らずの周りの歯ぐきが腫れる「智歯周囲炎」とは?

 親知らずの周りの歯ぐきが腫れることを「智歯周囲炎」と言います。一番の原因は歯ぐきの周りの磨き残し、汚れです。汚れの中にひそんでいるバイ菌の影響で歯ぐきが腫れ、強い痛みが出ます。歯ぐきが腫れていると咬み合わせている歯にあたってしまうため、さらに痛みが増します。

なぜ親知らずの周りの歯ぐきは腫れやすい?

 下の親知らずは斜めや横向きに生えていたり、完全に生えきらずに歯ぐきがかぶっていたりすることが多く、歯の周りに汚れがたまりやすくなっています。また、まっすぐ生えていたとしても奥まで歯ブラシが当たっていないと汚れが残ります。

親知らずの痛みや腫れの応急処置方法

1.痛み止めを飲む

 まずは激しい痛みをなんとかしたいですよね。痛みが我慢できない時は市販の痛み止めを飲むようにしましょう。歯科医院で処方されるお薬ととほぼ同じ成分なのが「ロキソニンS」です。
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ロキソニンS

2.うがい薬でうがいをする

 お口を大きく開けられない時は刺激の少ないうがい薬を使ってうがいをし、お口の中を清潔に保つようにします。
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コンクールF
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GUM

3.やわらかい歯ブラシで磨く

 毛先の硬い歯ブラシで無理にゴシゴシ磨くとさらに腫れてしまうことがあるので、毛先のやわらい小さめの歯ブラシで汚れをきれいに取りのぞきましょう。血が出ることがありますが、きちんと磨いていると血は出なくなるのでやさしく磨くようにしてください。

4.ゆっくり休む

 しかっりと睡眠を取り、体力を回復させることでバイ菌に抵抗できる免疫力をアップさせます。

 すぐに歯科医院に行けない時は、まずはこれらの方法で痛みや腫れを抑えていきます。

親知らずの痛みや腫れがひいたら?

 数日後には痛みや腫れがひき、普段の生活に戻りますが、しばらくするとまた腫れることがあります。これを何度も繰り返していると、歯の周りの骨がどんどん溶けていったり、手前の歯が虫歯になったりしてしまいます。痛みがなくなるとつい忘れてしまいがちですが、早目に歯科医院で診てもらうようにしましょう。痛みや腫れが強い時は親知らずを抜くことができないため、痛みがない時に受診することをおすすめします。
親知らずを抜くか抜かないかはこちら

まとめ

 体調を崩したり、疲れて免疫力が落ちている時は要注意です。体調の変化は歯ぐきに現れやすくなっています。親知らずの痛みを繰り返している方、抜くか抜かないか迷われている方は一度歯科医院で相談してみてください。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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