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子供の歯の怪我の対処方法ご存知でしたか?

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こんにちは。キーデンタルクリニックの小林保行です。元気一杯走り回っているお子様を見ていると可愛くて楽しいですよね。ですが、走り回っているお子様が突然顔から転倒!なんて事が目の前で起きた経験ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?学校などで起きた場合は、保健室の先生が適切に対処していただけると思いますが、公園などで起きた場合どのように対処していいかわからないという方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな転倒などによるお子様の歯の怪我の対処方法についてお話しして行きます。

転んだり、ぶつけたりした時の子供の歯の怪我はどのように対処すれば良いのでしょうか?

お子様が歯を怪我をした時にすべきこと

お子様が歯をケガしたとき、どのような対応をしたらよいのでしょうか。適切な応急処置は、ケガがよりきれいに、よりよく治るためにとても大切です。

まずは全身をチェック!

歯科を受診する前に、お子樣の脳や目などに異常がないかをチェックしましょう。

次の症状がないか確認してください。

・嘔吐
・鼻血、鼻水が続く
・ふらついたりしていないか
・頭痛
・目が見えにくい
・記憶が欠けている
・顔色が悪い
・短時間でも意識がなかった
・目の動きがおかしい
・歩き方がおかしい

いちばん危険なのは、耳の周りの出血(パンダ耳)と、目のまわりの皮下出血(パンダ目、ブラックアイ)があります。

このような症状があればすぐに医科を受診してください。

体に問題がなく、お口の中に問題があった場合の対処方法を説明して行きます。

歯が抜けた場合

歯の怪我の中で最も緊急性が高いのが「歯の脱臼」です。抜けてしまった永久歯は早く元の位置へ戻すほど、元に戻る可能性が高まります。抜けた永久歯が残せるかは、時間が大切になってきます。お子さんの場合、3時間以内に戻すと成功率がたかいといわれています。乳歯が抜けた場合、元の位置へ戻すことはほとんどありませんが、あとから生えてくる永久歯への影響も考えられますので、かかりつけ歯科医院への受診をお勧めいたします。

抜けてしまった永久歯をどのようにすればいいのか

出来るだけ乾燥させないようにする

ラップやビニールなど包んで乾燥を防ぎ、できるだけ早く歯科医院に受診するようにしてください。すぐの受診が難しい場合の最も適切な方法としては、薬局などで売っている「歯の保存液」に入れて保存する方法です。歯の保存液がない場合は、牛乳に入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。

水洗いは避けましょう

水道水には塩素が含まれるため、泥や砂がついていても、抜けた歯を水で洗うのは避けましょう。歯を元の位置に戻す前に歯科医院で洗浄しますので、泥や砂は気にしなくて大丈夫です。どうしても洗いたければ牛乳で洗うようにしましょう。

歯が折れてしまった場合

歯のかけらを見つけたら、歯の保存液もしくは牛乳に入れるなどして、乾燥を防いで歯科医院にお持ちください。歯の神経(歯髄)を守るためにできる限り早く歯科医院に受診するのがおすすめです。

くちびるや歯ぐきが切れた場合

傷口を清潔はガーゼなどで軽く押さえて、止血しておきましょう。腫れを防ぐためにできるだけ早く氷などで30分程度冷やしましょう。土やアスファルトなどは、たとえ粉のような細かい異物でも、傷の中に残ると傷跡になりかねません。その日のうちに歯科医院で十分に洗浄してもらいましょう。同時に歯をぶつけていることがあるので、歯の検査も受けましょう。

歯がグラグラする、噛むと痛い場合

歯が抜けかけていたり、歯の根っこや、歯を支えるあごの骨が骨折している可能性があります。外れそうな歯を飲み込まないように注意して、できる限り早く受診し、レントゲンなどの検査をうけましょう。

怪我をした歯には経過観察を忘れずに受けましょう

怪我をした歯の見えない部分への影響は、時間が経つと出てくる場合もあります。その時何もなかったとしても、数年経って根の先が膿んでしまっているなんてこともあります。ですので、定期的な歯科への受診をお願いいたします。

お子様の歯の怪我の実態

受傷年齢

お子様の歯の怪我をすることの多い年齢としては乳歯では1〜3歳、永久歯では7〜9歳が多いです。受傷頻度としては、永久歯では男子のほうが女子の約2倍高くなります。うまく歩けない年齢、そして次に走り回るようになった年齢で多くなっているという感じですね。

受傷理由

当然かもしれませんが、お子様の歯のケガの原因第1位は、「転倒」です。。つまり、転んで歯をケガする子が多いです。

まとめ

お子様の歯の怪我のダメージは、じつは見える部分だけにとどまらないことが多いです。歯ぐきや歯を支えるあごの骨、乳歯をケガした場合は永久歯の芽にダメージが及んでいることもあります。そしてそのダメージは、受傷直後にはわからず、時間がたってわかるものも多いです。ですので、お子様の歯の怪我による見えない部分のダメージや、時間がたってわかるダメージは、かかりつけの歯科医院で診てもらい、その後の経過観察をしっかりして行きましょう。痛みや出血がなくても必ずかかりつけ歯科医院で診てもらいましょう。お子さんが歯をぶつけたとき、血が出なかったり、痛みがすぐに引いたりしても、それは「たいした怪我ではないから安心してよい」ということにはならないんです。ご自身で判断はせずに、必ず歯科医院に相談してください。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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