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歯がヅキヅキ!歯髄炎の原因、治療法、応急処置法は?

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 歯がヅキヅキ痛い場合、歯の神経が炎症を起こしている「歯髄炎」の可能性があります。神経がある歯に激痛がある場合は、ほぼ歯髄炎が原因だと言ってもいいほどです。歯髄炎の痛みは歯の痛みの中でも最上級に強いと言われ、大人でも泣きたくなってしまうほどのものです。今回は歯髄炎の原因や治療法、辛い場合の応急処置法について見ていきましょう。

歯髄炎になるとなぜ歯がヅキヅキする?

 歯髄炎とは歯の中心部にある歯髄が炎症を起こしている状態です。一般的に「歯の神経」と呼ばれるのはこの歯髄のことです。歯髄には神経や血管などの組織が入っており、歯髄が炎症を起こすと、血管が拡張して神経を圧迫し、心臓がドキドキ脈を打つたびに歯がヅキヅキ痛むことになります。痛みが強いゆえ、痛みが周囲にも広がり、周りの歯まで痛くなったり、頭や顔まで痛くなることもよくあります。しかし、この強烈な痛みは数時間から数日でおさまります。しかし、痛みがおさまったからといって歯が治ったということではないので注意が必要です。

歯髄炎の主な原因は虫歯

 歯髄炎を起こす原因のほとんどは虫歯です。虫歯を放置していると多くの場合は歯髄炎に移行していきます。しかし、それ以外にも歯髄炎を起こす原因はあります。

■歯髄炎の原因

1.虫歯

 虫歯で歯にあなが開き、その部分から内部に細菌が侵入していくと、歯髄に達して炎症を起こします。

2.歯の破折

 神経のある歯をぶつけたり、噛み合わせの力が強くかかって割れてしまったりすると歯髄に細菌が入り込み、歯髄炎を起こします。

3.歯の打撲

 歯を強くぶつけると、歯の歯髄がそれともともと繋がっている骨髄と切断され、歯髄炎を起こすことがあります。

4.虫歯治療の刺激

 虫歯が深い場合、虫歯を削る刺激で歯髄が炎症を起こすことがあります。

5.進行した歯周病

 歯周病が進行して、歯の周囲の骨が根の先端付近までなくなってしまうと、歯周病の細菌が歯の歯根から入り込んで歯髄炎を起こすことがあります。

放置は厳禁!歯髄炎の治療法

 歯髄炎の治療法としては基本的には歯髄を取り除く治療が必要になります。治療しないで様子を見て落ち着いたとしても、それは治った訳ではなく単に症状が消えているだけにすぎず、その後さらに悪化する危険性が高いです。

 しかし、歯髄炎でも痛みの程度が「温度刺激でしみる」くらいの軽度であれば、回復が見込まれることもあります。そのようなケースでは、虫歯を削って歯髄を保護する薬を入れて経過を見ることもあります。また、永久歯が生えたばかりの頃は、歯根が完全に出来上がっていないことがあります。その場合には歯髄を全て取らず、途中まで除去して薬を詰める治療法を行い、歯根の完成を促して歯の寿命をなるべく延ばすというような治療法を行うこともあります。

 歯髄を残す治療法、または歯髄を一部取り除く治療法においては、その後の経過観察がとても重要です。いずれの場合も、痛みが強く出てくる場合には歯髄を全て取る治療が必要になります。しかし治療後に症状がなくても、無症状で細菌感染が進んで歯根の周囲に感染が広がることもあるため、定期的に診てもらうことは欠かせません。

もしも急に歯髄炎になってしまった場合の応急処置法

 もしも歯髄炎が起こってしまったら歯医者さんになるべく早く行く必要があります。しかし、どうしてもすぐに行けない時には次のように対処してみましょう。

1.持っている痛み止めを飲む

 手持ちの痛み止めがあれば、飲んでみましょう。ただし、痛み止めを飲んでひたすら様子を見続けることはお勧めしません。

2.歯を清潔にする

 歯のあなに食べかすが詰まっている場合はそっと取り除きましょう。

3.冷たい水を口に含んでみる

 強い歯髄炎を起こしている時は、冷やすと落ち着くことが多いです。

4.正露丸をつけてみる

 黒い正露丸を詰めると、中の炎症を和らげてくれる効果があります。ただし治るわけではありませんのであくまでも応急処置として行いましょう。

まとめ

 歯髄炎を起こさないためにも、虫歯予防に努め、できてしまった虫歯は早めに治すことが肝心です。歯医者さんで定期検診を受け、予防していきましょう。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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