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過剰歯とは?その原因と影響、歯医者さんでの治療方法を紹介

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 過剰歯(かじょうし)とは、決まっている本数よりも余計に存在する、必要のない歯のことです。発生頻度は多く、約30人に1人は過剰歯が見られると言われています。

 過剰歯があると歯並びに影響が出たり虫歯や歯周病にかかりやすくなったり等、さまざまな問題が起きやすくなります。そのため過剰歯が見つかったときには、積極的に抜歯が勧められることが多くあります。しかし、過剰歯はまっすぐに生えているとは限らず、歯茎の奥の深くに埋まっていることや他の歯の歯根部分を押すように横向きに生えていることもあります。このような正常でない状態で生えていると、抜歯が困難になり、手術が長時間に及ぶこともあります。今回は過剰歯について、その原因や種類、過剰歯が引き起こす影響、治療法などについて見ていきましょう。

過剰歯の原因

 過剰歯ができてしまう原因は、はっきりとはわかっていません。一般的には、歯の元となる歯胚(しはい)が正常な個数以上に多く作られてしまい、その結果過剰歯になってしまうと言われています。歯胚が成長過程で分裂を引き起こし、結果的に歯が多くなってしまうこともあるでしょう。

 また、人類の進化の過程において、過去に歯が現在より多く存在している時期があり、その状態が突然変異で現れることで過剰歯になるのではと考える説もあります。単に遺伝上、過剰歯が出来やすい体質があるのではと考えられることもあります。

過剰歯の種類

 過剰歯が最も頻繁に見られるのは上の真ん中の前歯(中切歯)の間で、「正中(せいちゅう)過剰歯」と呼ばれています。これは過剰歯全体の約半分を占めると言われており、ほとんどが上の前歯が生え変わる6歳〜7歳くらいの時期に 「乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない」など何らかの異変が起こることで見つかります。このほかにも親知らずの後ろに生えてくる「第4大臼歯」や、大臼歯の外側に生えてくるミニチュアサイズの大臼歯である「臼傍歯(きゅうぼうし)」なども過剰歯として挙げられます。

 また、過剰歯は他の歯と同様、口の中に出てくる方向に埋まっている場合(順生)が多いですが、反対方向を向いていたり(逆生)、真横に倒れて埋まっていたりする場合(水平埋伏)も珍しくありません。

 反対方向を向いている場合は、歯茎に埋まった状態になっていますので、外側からは分かりません。レントゲン写真を撮ってみて、初めて、過剰歯があることや向きが逆方向になっていることが分かります。横向きに埋まっている場合も同様です。歯の一部が歯茎の外に出ていればすぐに発見できますが、全体が埋もれたまま埋没しているときは、レントゲン写真を撮らないと存在に気付かないかもしれません。

過剰歯の特徴

 存在する理由がよく分からず、種類も多い過剰歯。過剰歯もしくは過剰歯が生える人には次のような特徴があります。

1本だけ存在することが多い

 多くの場合、過剰歯は1本だけ存在します。2本以上が1人の人に見られることもありますが、稀だと言うことができます。

通常の永久歯よりも小さいことが多い

 過剰歯が成長しても、周囲の永久歯よりは小さいことが多いです。奥に過剰歯が生えるなら周辺の臼歯より小さく、前方に生えるなら前歯より小さめであることが一般的です。

永久歯として生えることが多い

 乳歯の中に過剰歯が混じっていることは稀だと言えます。ほとんどの場合、永久歯として存在しますので、永久歯が生えてくるタイミングや永久歯が生えそろってからのタイミングで過剰歯の存在に気付きます。

男性に生えることが多い

 過剰歯は男性に生えることが多いです。原因は解明されていませんが、男児の前歯が生え替わる時点で見つかるケースや、男児の歯列異常から見つかるケースが多いです。

上あごに生えることが多い

 過剰歯は、上あご部分に生えることや上あごの歯肉の中で発見されることが多いです。下あごに見られるときもありますが、その場合は、臼歯の位置に生えたり、臼歯部分の歯肉の中で発見されたりするケースが一般的です。

四角い形が少ない

 歯として成長する場合も歯肉の中で成長する場合も、過剰歯は、一般的な永久歯の形状とは少し異なり、角がはっきりとしない丸っぽい形であることや一部に鋭利な角を持つ三角形に近いことが多いです。
 
これは、成長するスペースが充分にないことや歯本来の機能を果たす必要がないこととも関係があると見られています。

過剰歯によって出る影響

 過剰歯は、様々なトラブルを起こす原因となります。過剰歯があることで次のような影響が起こってきます。

1.永久歯が生えてこない

 上の中切歯の間に過剰歯(正中過剰歯)があると、永久歯が生えてこないことがあります。これは過剰歯の存在が、正常な永久歯の成長を妨げてしまうために起こるトラブルです。

 歯茎を切開して過剰歯を抜歯すれば永久歯が出てくるようになりますので、なるべく早くに気付くことが大切です。前歯の永久歯が左右ほぼ同時期に生えてこないときや乳歯が抜けてから3ヶ月以上経つのに永久歯が生えてこないときは、歯科医院で相談してみるようにしましょう。発見や治療が遅れると、永久歯がまっすぐに生えずに矯正治療などが必要になることもあります。

2.上の前歯がすきっ歯になってしまう

 こちらも正中過剰歯によく見られるケースです。過剰歯が2本の前歯の真ん中にあるために、出てきた2本の歯が異常に離れていたり、ハの字の形に開いて生えたりするのです。本来ならば、奥歯が数年遅れて生えてくるため、永久歯は少々すきっ歯になっていても普通です。しかし、乳歯の時点ですでにすきっ歯になっていたり、生えてきた永久歯が極端なハの字になっていたりするときは過剰歯を取り除かなくてはなりません。

3.永久歯の歯根を溶かしてしまう

 過剰歯が骨に埋まったまま成長すると、他の正常な歯の歯根を押したり、その歯根を溶かしてしまうことがあります。レントゲンで歯根部分の写真を撮影すると、正常な歯の歯根が横向きの過剰歯と一体になっていたり、正常な歯の歯根が途中で切れていたりするように見えることがあるのです。

4.のう胞を作ってしまうことがある

 過剰歯が歯肉の中にとどまっている場合に、周囲に「のう胞」と呼ばれる袋状の病変を作ってしまうことがあります。こののう胞は大きくなって永久歯の歯根を圧迫して溶かしてしまうことや、正常に生えている歯が感染を起こした時にのう胞部分に感染が広がり、大きく腫れたりすることがあります。

5.細菌感染が広がることもある

 虫歯になって神経が壊死した場合に、その虫歯の根元に過剰歯が埋まっていると、過剰歯も細菌に感染して痛みや腫れなどの原因になることがあります。過剰歯が細菌感染すると、単に虫歯の神経治療や抜歯を行うだけでは痛みなどの根本的な解決になりません。感染した過剰歯の抜歯も必要になりますので、歯肉の切開を伴う大掛かりな手術が必要になることもあるのです。

過剰歯の治療法

 過剰歯は、永久歯がなかなか生えてこなかったり、まっすぐに生えなかったりといった異常があるときに、歯科医院でレントゲンを撮ることで初めて見つかることが多いです。また、横向きや斜め向きの過剰歯が実際に生えてきて見つかる場合もあります。その他にも、特に異常を感じていなかったけれど、歯医者さんで歯の数を数えてもらったら1本多かったということで発見されることもあります。
 特に異常なく過剰歯が歯列に収まるときは良いのですが、ほとんどのケースにおいて永久歯の歯並びに悪影響を及ぼします。悪影響を及ぼすと判断された場合には、過剰歯の位置や年齢などによって抜歯の時期を検討していきます。 

 また、現時点では過剰歯が他の永久歯や全体の歯列に影響を与えていない場合でも、今後、過剰歯や正常な永久歯が成長することで、好ましくない影響を及ぼすことがあるかもしれません。このような場合には、過剰歯が今後悪影響を及ぼすと考えられるか、そして、のう胞などを作っていないかを基準に抜歯するかどうかを決めていきます。
特に上あごの過剰歯が逆性(反対向き)の場合には、そのまま放置しておくと、鼻の方に移動して副鼻腔がある位置に生えてしまうことにもなります。気付いた時点で早めに抜歯をすることで、大がかりな手術になってしまうことを防げるでしょう。

まとめ

 過剰歯の約半数は上の前歯の位置にありますが、この場合には上の前歯の生え方に何らかの形で異常が出てくることがほとんどです。「乳歯が抜けたのになかなか永久歯が生えてこない」「前歯の隙間がなかなか閉じてこない」という場合には、一度歯科医院でレントゲンを撮って過剰歯がないか検査してもらうことをおすすめします。また、他の位置であっても、もしも過剰歯があると分かったならば、定期的に異常が起こっていないことを確認してもらうようにしましょう。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。

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