こんにちは
新潟市秋葉区 坂爪整骨院の坂爪 慶です。
顎関節症つらいですね。
朝目が覚めてまぶたをこすりながらあくびをした瞬間に顎の痛みで、完全に目が覚める。朝食を食べようとしてパンを噛んだ時にも痛みが走る。あくびのたびに、食事のたびに口が動く時は顎が痛くなる。会話などには支障ないから仕事には支障が無いけど、不意に痛くなりやっぱり気になる。そんな方は多いのではないでしょうか?
今回は柔道整復師、鍼灸師である私の視点からみた顎関節症の意外な原因と、日常の注意点をお伝えしたいと思います。
咬み合わせと姿勢
以前私が書きました「咬み合わせの悪さが腰痛の原因?」この中で咬み合わせの悪さによって猫背になりさらに猫背が首周りの筋肉を硬くして、自律神経の乱れに結びつくと御説明しました。
(読めれてない方はこちら)https://mushiba-labo.com/?p=13909
確かに咬み合わせの悪さから猫背になり、より顎周囲の筋肉に負担がかかり顎関節症になる方はおられますので、この様な方は咬み合わせの改善で症状の軽減が見られると思います。
姿勢も顎関節症に関係します
しかし、咬み合わせが悪い=猫背というわけではありません。もともと不良姿勢(猫背)の方は首、顎周りの筋肉が硬くなっており顎の開閉に無理がかかりやすいと言えます。
つまり
姿勢の悪い人は顎関節症になりやすいともいえるでしょう。逆に言えば姿勢を気を付けることで顎関節症の改善も期待できるという事です。
姿勢のチェック法
姿勢と一言で言っても立ち姿勢、座り姿勢など多岐にわたりますが、長時間同じ姿勢を取るのは仕事をする、テレビを見るなど圧倒的に座り姿勢ではないでしょうか?また立っている時より座っているほうが、姿勢の悪さを自覚しやすいものです。座り姿勢を正しいものにすればそれだけ体にかかる負担を、軽減できます。
では
典型的な悪い姿勢を見てみましょう。
悪い姿勢
悪い姿勢は一目瞭然
①骨盤が後ろに倒れて
②背中が丸まり
③顎が前に出て頸が伸びきる。
完全に悪い姿勢ですね。
逆に
良い姿勢
①骨盤を起こして
②背中は反り過ぎず丸まり過ぎず
③顎は軽くひく感じで
この様に座ると良いと思います。
一つ間違えやすいのは良い姿勢は頑張って胸を張る、反らす事ではないという事です。
良い姿勢は頑張って保つものだという感覚の方が多い様です。仕事中、ご自宅で体が丸まってきたなあと感じたら骨盤を起こす感じを持って座り方を見返してください。決してしんどい姿勢がよい訳ではありませんので、骨盤を起こして腰、背中がきつくない位置を探していただくとよいと思います。
まとめ
顎関節症は姿勢が大きく影響しています。顎関節症の症状をお持ちの方は一度姿勢を見直すことも必要かもしれません。もちろん歯の形状による咬み合わせの不正も関係しますので、かかりつけの歯科医院の先生に相談するのもお忘れなく。
プロフィール
坂爪 慶
坂爪整骨院副院長
坂爪鍼灸治療院院長
柔道整復師、鍼灸師
坂爪接骨院
1972年生まれ
大学卒業後、大阪市内の整形外科に勤務
その後、大阪市内の鍼灸整骨院にて院長を務め
平成24年帰郷、坂爪整骨院副院長就任
その後坂爪鍼灸治療院開院
西洋医学的な身体の見方とともに、東洋医学の要素を取り入れた
全人的な施術を提案している。
ホッケー女子日本代表トレーナーとして2014年アジア大会に帯同、
国際大会だけでなく高校、大学、各種競技のトレーナー経験多数
確かな技術で納得の治療を
ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。