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乳歯は虫歯になりやすい!赤ちゃんの歯ブラシの時期とコツ。

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 ちゃんと仕上げ磨きをしているのに虫歯になってしまう乳歯。「もしかしたら、乳歯は虫歯になりやすいの?」と、考えたことはありませんか?本当に乳歯は虫歯になりやすいのか、そして歯ブラシのコツと時期についても探っていきましょう。

乳歯は永久歯より虫歯になりやすい

 毎日念入りに歯を磨いてあげても、いつの間にか乳歯は虫歯になってしまいます。乳歯が虫歯になりやすいのには、次の4つの理由があります。

歯自体が酸に弱い

 乳歯は永久歯と比べると柔らかく、酸に弱いという性質があります。多くの食事に含まれるリンや塩素、硫黄などのミネラルは、身体にとっては必要な栄養素ですが、酸性を示しますので、赤ちゃんの歯を刺激して溶かしていきます。

 このような酸性のミネラルは、穀物や肉製品、魚、卵などの身体のエネルギーを生み出す食材に多く含まれています。ミルク栄養や母乳栄養が終わり、一日のカロリーを食事で摂取するようになったときに虫歯が増えるのは、食生活が酸性に傾くからとも言えるのです。

エナメル質と象牙質が薄い

 歯は、歯髄(しずい)と呼ばれる神経が象牙質とエナメル質に覆われる構造になっています。乳歯の象牙質とエナメル質は、いずれも永久歯のものよりも厚さが約2分の1しかありませんので、酸にさらされるとすぐに虫歯状態になってしまうのです。

 永久歯なら乳歯に比べると丈夫で厚みがありますので、虫歯がいきなり進行して深刻な状態になることはありません。ですが、乳歯は酸に弱く厚みがありませんので、「虫歯になったかな?」と気付いたときにはすでに重篤な症状になっていることが多いのです。

大人の介助も悪影響に?

 上手にスプーンやフォークを使えない幼児。つい、お手伝いしたくなりますよね。「あーん」と口を開けさせて食べさせるのは良いのですが、大人が使ったスプーンやフォークでそのまま食べさせたりはしていませんか?虫歯菌は唾液によって感染するので、大人の口の中にある菌がスプーンなどを伝って子どもの口の中に入ってしまいます。

 また、スプーンなどは子ども専用のものを使っていても、食器は大人のものを一緒に使っていませんか?お母さんが食べているお茶碗から子ども用のスプーンで食べさせると、お茶碗などの食器についた唾液が子どもの口の中に入ってしまうこともあります。洗いものは増えても、子どもの食事は子ども用の食器によそい、子ども用のカトラリーで食べさせることをおすすめします。

 小さい子どもは熱いものが苦手ですよね。それは仕方のないことですが、口に入る食べ物を冷まそうとして、勢いよく息を吹きかけることで唾液が子どもの食事に入ってしまうこともあります。うちわを使ったり、子どもの分だけ早めによそって自然に冷ましたり、子どもの食事に大人の唾液がかからないように工夫してみて下さい。

子どもの表現力の問題

 大人なら口の中に違和感があれば、自分で痛みを調べて歯医者さんに行くことができます。ですが、幼い子どもの場合、口の中の違和感の正体が分からず、「なんか変だな」「口の中がイヤな感じ」と思いながらも、大人にうまく伝えられないと言うことがあります。

 そのため、気付いたときには虫歯が重度な状態に進行しているということも少なくありません。毎日、仕上げ磨きをしてあげていても、歯医者さんで使用しているような明るいライトや、特殊な鏡(スティックの先端に小さな丸い鏡がついているもの)を使わない限りは、歯と歯の隙間や歯の裏側の異変に気付くことは難しいかもしれません。お子さんが、唇を引っ張る、歯を触る、食欲がないなどいつもと様子が違う時はお口の中をじっくり見てあげてください。

歯ブラシ習慣を始めよう

 永久歯よりも虫歯になりやすく、進行の早い乳歯の時期。早めに歯ブラシ習慣をつけて、健康な歯をキープしたいですよね。

歯ブラシを始める時期

 乳歯が生えてきたら、1日に1~2回、歯をガーゼや綿棒で拭いてあげましょう。赤ちゃん用の歯ブラシもありますが、生え初めの時期は虫歯予防効果の高い唾液も大量に分泌される時期ですので、ガーゼや綿棒などで軽く拭くだけでも大丈夫です。

 前歯が3~4本生えてくると、ガーゼなどでは歯と歯の隙間が磨けなくなってしまいます。そうなるといよいよ歯ブラシの登場です。まだ、うがいはできませんので、歯磨き粉を付けずに軽くブラッシングし、歯と歯茎をガーゼで拭いてあげましょう。離乳食が始まったら毎食後のブラッシングを習慣化してくださいね。

歯ブラシの選び方

 0歳から使用できる歯ブラシが、ドラッグストアやバラエティストアでも種類豊富に売られています。その中でもヘッド部分が小さく、毛が柔らかいものが、赤ちゃんのファースト歯ブラシに適していると言えるでしょう。

歯ブラシのケア

 歯ブラシ自体に細菌がたくさんついていると、赤ちゃんの口の中に細菌が入ってしまいます。コップなどの溜めた水の中でブラシ部分をほぐすように洗い、流水に15秒ほど当てて汚れを取りましょう。

 できれば、1日に1回は日の当たるところで乾かしましょう。赤ちゃんがいつも清潔で気持ちよく過ごせるように、歯ブラシのケアも忘れずにしてください。

食後だけで大丈夫?

 大人もそうですが、赤ちゃんや子どもも食後は大量に唾液が分泌されますので、虫歯にはかかりにくい状態になっています。ただ、食べ物のカスが残っていると、そこから酸腐食が始まってしまいますので、歯ブラシで取り除く必要があるのです。

 唾液量が減る就寝前は虫歯にかかりやすいタイミングでもありますので、ぜひとも歯ブラシ習慣を取り入れていただきたいです。少しの時間でも良いですから、歯ブラシやガーゼを使ってお口の中の汚れを取り除くようにしてください。もちろん、汚れを取り除こうとするあまり、腕に力を入れてはいけません。柔らかい乳歯や歯茎を傷つけないように、軽いブラッシングが基本です。

乳歯の虫歯がもたらす悪影響

 誰でも口の中によく分からないものを入れられるのは嫌ですよね。赤ちゃんもそうです。いきなり口の中にガーゼにくるんだ指を突っ込まれたり、訳のわからない長い棒を押しこまれたりすると戸惑ってしまいます。

 ですが、赤ちゃんが健康に成長していくためにも歯ブラシ習慣は欠かせないものです。初めのうちは泣いたり嫌がったりするかもしれませんが、お母さんやお父さんが「歯ブラシは楽しいことだ」ということを言葉や表情で伝え、赤ちゃんに教えて下さい。

 赤ちゃんの口内ケアをきちんとしないとどうなってしまうのでしょうか。乳歯が虫歯になることの悪影響を見ていきましょう。

虫歯が増える

 虫歯を放置しておくと、隣り合う歯も虫歯になってしまいます。乳歯全部が虫歯になってしまわないためにも、毎日の歯磨きが大切なのです。

成長後の歯並びが悪くなる

 虫歯になることで乳歯にあながあいたり抜けたりすると、その後で生えてくる永久歯もまっすぐには成長できません。乳歯のときの虫歯が大人になってからの歯並びにも影響するのです。

好き嫌いが多くなる

 口の中が痛いと、硬いものや好きではないものを食べたくなくなりますよ。食べ物を美味しいと感じにくくなりますので、好き嫌いも増えてしまうのです。

赤ちゃんのときから口腔ケアを始めよう

 歯ブラシに慣れさせ、食後と寝る前は歯ブラシをすることを覚えさせることが大切です。大人になっても健康な歯と美しい歯並びをキープするために、赤ちゃんのうちから、特に離乳食が始まったら念入りに口腔ケアを始めて下さいね。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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