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歯の白さは人によって違うのはなぜ?どのように白く出来るの?

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 特別なホワイトニングをしていないのに真っ白な歯の人もいれば、毎日時間をかけてブラッシングしているのになんとなく歯が黄ばんでいる人もいますよね。歯の白さはなぜ人によって違うのでしょうか。また、どうすれば歯を白くすることができるのかについても探っていきましょう。

生まれつきの歯の色を決める3つの要素

 皮膚の色や目の色ほどは大きな違いはありませんが、歯の色も人によって異なります。では、生まれつきの歯の色はどのように決まるのでしょうか。エナメル質の色と歯の構造、皮膚の色の3つの要素に分けて説明いたします。

1. エナメル質の色

 歯のもっとも外側は、エナメル質と呼ばれる白い半透明の材質で覆われています。白く透ける素材ですが、人によっては白さが強く、透明感があまり出ずにはっきりとした白色に見えることがあります。

 反対に透明度が高いエナメル質の場合は、エナメル質の下にある黄色の象牙質がくっきりと見えるようになり、歯の全体が黄ばんでいる印象を与えます。透明度が高いというと、通常は明るくキレイな良い印象を持ってしまいますよね。ですが、歯のエナメル質に関しては、透明度が高いとちょっと黄ばんだ印象になってしまうのです。

2. 歯の構造

 歯の構造も、歯の白さと大きな関係があります。白っぽい半透明のエナメル質が薄いと、下にある象牙質が透けて見え、歯全体が黄色っぽく見えてしまうのです。透明度が高いエナメル質でも厚さが充分にある場合は、象牙質が透けて見えにくくなりますので、歯は美しい透き通った白色に見えます。

 生まれつきの歯の色とは関係がありませんが、歯が黒っぽく見えることもありますよね。これは、象牙質の下側にある歯髄(しずい)と呼ばれる神経が、虫歯や治療、外部からの強い衝撃などによって壊ししてしまい、黒くなってしまうことから起こる現象です。歯髄部分が黒くなると、象牙質やエナメル質を重ねても、その黒さが透けて見えてしまうのです。

3. 皮膚の色

 生まれつきの歯の色は、エナメル質そのものの色、エナメル質の厚さによってほぼ決まりますが、皮膚の色によっても異なって見えることも忘れてはなりません。

 歯だけを見ると言う機会は、歯医者さん以外はそう多くありませんよね。普通の人は、顔を構成する一部として「歯」を見ています。歯の周りの皮膚の色が暗いと、歯の白さが引き立ち、歯が白い印象を与えます。反対に歯の周りの皮膚の色が白っぽく明るい色なら、歯の白さは引き立ちませんので、ぼんやりとした黄ばんだ印象になるのです。

 例えば、日焼けをすると、歯の色は白く見えるようになります。屋外スポーツや屋外での作業を日常的に行っている人の歯が白く見えるのは、このコントラストによる効果なのです。また、ノーメイクだと歯が黄ばんで見えても、口紅を濃い赤色に塗ると歯が急に白くなったかのような印象になります。皮膚の色とあまり変わらないベージュ系の口紅を塗ったときは、濃い赤に比べると歯は黄ばんで見えるでしょう。

歯の色を変える4つの要因

 先天的な歯の色は、エナメル質の色や厚さ、皮膚の色によって決まります。ですが、歯は習慣によっても変色しますので、子どものときは白くキレイな歯だった人が、徐々に黄ばんだ歯になることもあるのです。歯の色を変えてしまう4つの要因を見ていきましょう。

1. 食べ物による色素沈着

 色素が強く、エナメル質に沈着しやすい食べ物を日常的に食べることで、歯の色が黄ばんでしまうことがあります。その中でもタンニンと呼ばれる成分には注意が必要です。タンニンはカルシウムと結合しやすいという特徴がありますので、カルシウム成分でできている歯の表面につきやすく、簡単には落ちません。

 このタンニンが多く含まれる飲み物には、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶などがあります。赤ワインもタンニンが多く含まれますので、日常的に飲むと歯の色が変色してしまうこともあるでしょう。

 また、タンニンが含まれる食べ物以外にも、要注意のものはいくつかあります。色素自体が強いために、少量歯についても黄ばんだり黒ずんだりする印象を与えるトマトソースやカレー、ブドウ、ブルーベリーなどです。色素がそのまま歯のエナメル質の溝に沈着しないよう、食後は丁寧に歯を磨いてくださいね。

2. タバコによる色素沈着

 タバコのヤニも、歯につくと落ちにくい物質です。日常的にタバコを吸うと、歯だけでなく歯茎にもヤニがついてしまい、黒みがかった黄色に変色してしまいます。

3. 加齢による歯の色の変化

 エナメル質は加齢とともに徐々に薄くなっていきます。そのため、若いときと比べると象牙質の色がくっきりと見えるようになり、黄ばんでしまうことになります。

 また、象牙質の色も、加齢によって変化します。元々黄色っぽい色ですが、年齢を加えることで黄味が強くなってしまうのです。そのため、歯は一層黄色く見えることになるでしょう。

4. 病気による歯の色の変化

 虫歯で歯のエナメル質が溶けた状態になると、歯は黄ばんで見えるようになります。虫歯が進行して歯髄から出血が起こると、歯は黒紫色に見えるようになります。さらに虫歯が進行すると、歯髄が壊ししてしまったり、神経治療のために歯髄に手を加えたりしますので、歯は黒みがかった色に変色してしまうのです。

 歯の色が変わるのは虫歯によってだけではありません。飛んできたボールに歯が当たったり、転倒して歯をコンクリートなどに強くぶつけてしまったりすると、歯髄から出血して歯全体が黒紫色に見えてしまいます。

歯を白くしよう!

 病気や加齢によって歯の色が変わってしまうと、歯の内部(歯髄)の問題となりますので、簡単なケアだけでは歯を白くすることができません。ですが、食べ物やタバコ、その他の汚れがついて歯の色が変わっている場合は、歯の表面に手を加えるだけで充分にキレイにすることができます。

歯を丁寧に磨く

 歯を丁寧に磨くことで歯の黄ばみを取り除くことができます。ホワイトニング効果の高い歯磨き粉を使用するのも良いでしょう。ただし、ホワイトニング効果の高い歯磨き粉は「研磨剤」が入っていることが多いですので、毎日使うとエナメル質が削れてしまい、結果的に歯の黄ばみが強くなってしまうこともあります。週に1~2回を目安に使うようにしてください。

歯間ブラシやデンタルフロス

 歯と歯の間の部分が黄ばんでいると、全体的に不潔な印象になってしまいます。歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯の間をキレイにするなら、歯の印象もワントーン明るくなりますよ。もちろん、虫歯予防にもなりますので、1日1回を目安にすべての歯の間を磨いてくださいね。

歯のクリーニング

 歯ブラシやデンタルフロスでは、歯に根深くついてしまった汚れや歯石を落とすことができません。2ヶ月~3ヶ月に一度、歯医者さんでクリーニングをしてもらい、溜まった汚れを落としましょう。

歯髄による変色はセラミックで

 歯髄の変色に由来する歯の色の変化は、歯の表面を薄く削り、セラミック等を貼ることで解消することができます。1本10~15万円しますが、どうしても気になるときは検討してみるのも良いでしょう。

歯の美白は毎日続けることが大切

 歯の美しさは、一朝一夕で手に入れられるものではありません。毎食後と就寝前にしっかりと歯を磨き、定期的に歯科医院でケアをしてもらいましょう。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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