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虫歯になりやすい人と、全く虫歯がない人の違いとは?タイプ別の原因と予防方法。

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 「ちゃんと歯を磨いているはずなのに、すぐ虫歯になってしまう。」という言葉を日常でも、診療中でも聞くことがよくあります。そうかと思えば、「たいして歯磨きもしていないのに全然虫歯ができたことがない!」なんて方もいらっしゃいます。だいたいそうご自身でおっしゃっていてもチェックしてみると虫歯があったりするのですが(笑)、中には本当に虫歯が一本もない方もいらっしゃいます。虫歯や歯周病になりやすい方、なりにくい方、いったい何が違うのかについて今回はお話していこうと思います。

 まずはご自身がどのタイプになのか把握していきましょう。そうすることで虫歯や歯周病を防ぐための有効的な対策を立てることができます。大きく分けると4つのタイプに分類できるので、それぞれの傾向と特徴を参照し、どのタイプに該当するのか確認していきましょう。

虫歯になりやすい人とならない人の傾向と特徴

虫歯・歯周病どちらにもなりにくいタイプ

  • 生まれつき免疫力が強い
  • もともと歯が強い。虫歯の菌が吐き出す酸への耐性に優れている
  • 虫歯や歯周病の原因菌をあまり持っていない
  • 間食や喫煙などの虫歯や歯周病に対するリスクファクターが少ない
  • 毎日正しく歯磨きをしている
  • オーラルケアに対する意識が高く、定期的に歯科医院で検診を受けている

虫歯・歯周病どちらにもなりやすいタイプ

  • 生まれつき免疫力が弱い
  • もともと歯が弱い。虫歯の菌の吐き出す酸への耐性に劣っている
  • 虫歯や歯周病の原因菌を多く持っている
  • 間食や喫煙などの虫歯や歯周病に対するリスクファクターが多い
  • 歯磨きを食後しないことが多い
  • 長い期間歯科医院に行っていない
  • 正しい歯磨き指導を受けたことがない。もしくは歯磨きを丁寧に実施していない

虫歯になりやすい人のタイプ

  • お口の中の細菌のなかで、虫歯菌の占める割合が多い
  • 歯並びが悪い
  • 口呼吸をしている
  • 唾液がネバネバする
  • お菓子やジュースなどの甘いモノを1日に何度も口にする
  • 頻繁に間食をする
  • 小さい頃から何度も虫歯治療を経験している

歯周病になりやすい人のタイプ

  • 口腔内細菌のなかで、歯周病菌の占める割合が多い
  • 歯並びが悪い
  • 口呼吸をしている
  • 歯ぎしりや食いしばりをする
  • 頻繁に間食をする
  • 長い期間喫煙をしている
  • 不規則な生活をしている
  • 糖尿病を患っていて、食事制限などのコントロールをしていない
  • 歯のトラブルの経験が少なく、あまり歯科医院に行ったことがない

ほとんどの人は虫歯や歯周病になりやすい!

 どちらにもなりにくいタイプの方はあまり見かけません。お口の中に問題がない方は、そもそも歯科医院を受診しないので、出会わないのも当然かもしれません。もちろん、世の中には虫歯にも歯周病にもかかりにくいという方もいらっしゃるとは思いますが、ほとんどすべての方が虫歯になりやすいか歯周病になりやすい、もしくは虫歯にも歯周病にもなりやすいと考えておく方が、お口の中のトラブルを予防していく上では良いことだと言えるかもしれません。

 虫歯にも歯周病にもどちらにもなりやすいタイプの方は、お口の中の衛生状態に明らかな問題がある場合が多いです。虫歯も歯周病もなりやすいタイプの環境因子(食生活やお口の状態等)は非常によく似ています。虫歯になりやすいのか、それとも歯周病になりやすいのかは、食生活などの改善できる要素ではなく、元々どちらの菌を多く持っているかという点で決まるのです。

 とは言っても、虫歯になりやすい菌と歯周病になりやすい菌のどちらを多く持っているかの割合を正確に判定する事はできず、明確にタイプ分けするのは難しいのが実情です。上記に示した傾向や特徴を目安にし、ご自身の治療経験なども照らし合わせて、虫歯になりやすいのかそれとも歯周病になりやすいのかのタイプ判定してみて下さい。

虫歯になりやすい人とならない人のタイプ別予防方法

虫歯・歯周病になりやすいタイプの人の予防方法

 出来る限りこまめに歯科医院で検診を受けましょう。少なくとも2ヶ月~3ヶ月に一度は、虫歯や歯周病のチェックと専門的な歯垢や歯石取りを実施して下さい。虫歯になりやすい人や歯周病になりやすい人は、本当に治療のおいかっけこのようになる事があります。一つの歯を治療している間に別の虫歯ができてしまい、新たに治療を開始したら次の歯が・・・ということがよくあるのです。

 だからと言って、「いつも虫歯か歯周病になっているのだから仕方がない」と、虫歯・歯周病菌どちらか、またはどちらにもなっている状態で放置してしまうのはいけません。お口の中でそれぞれの原因菌が増殖し、虫歯や歯周病の状態がさらに悪化してしまいます。少しでも気になる点があるときは、すぐに歯科医院に出向いて治療が必要かどうか検査してもらうようにしましょう。処置が必要なときは適切な処置を受け、処置が必要でないときは検査や歯科的クリーニングを受けましょう。

 歯科医院で治療を受けることや歯石・歯垢を取り除いてもらうことも大切ですが、正しい歯磨きの方法を教えてもらうことも大切です。かかりつけの歯科医院でブラッシングやオーラルケアの方法をしっかりとレクチャーしてもらい、家庭でも実施するようにしてください。歯科医院でのケアと家庭でのケアを組み合わせることで、お口の健康を保つことができるのです。

虫歯・歯周病どちらにもなりにくいタイプの人の予防方法

 あまり多くないケースですが、虫歯にも歯周病にもなりにくいタイプの方もいますよね。しかし、絶対に虫歯や歯周病にならないというわけではありません。お口の中のトラブルが深刻なレベルにならないためにも、3ヶ月に一回は歯科医院での定期検診を受けるようにしてください。

 また、虫歯に悩まされた経験が生まれてから一度もない人は、つい、歯周病に対しても自分は大丈夫だと過信してしまいます。痛みによって気付くことができる虫歯とは異なり、歯周病は初期・中期には分かりやすい自覚症状がないため、気がつかないうちに悪化してしまうリスクがあります。虫歯にも歯周病にもなりにくいタイプの人であっても、毎日の正しい歯磨きなどのセルフケアを続け、定期的にかかりつけの歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

虫歯になりやすいタイプの人の予防方法

 虫歯になりやすいタイプの方は、虫歯の菌がお口の中で増殖するスピードも速いため、気付いたときには虫歯が重症になっているというリスクがあります。早めに虫歯に気付くためにも、こまめにかかりつけの歯科医院で検診を受け、正しい歯磨きを毎日3度実施しましょう。

 虫歯になりやすい人は、虫歯になりやすい食生活を行っていることが多いです。歯に付着しやすい食べ物や調理法を好む傾向にありますので、食生活の管理も実施していきましょう。どのような食事が良いのか分からない場合は、かかりつけ歯科医院で、具体的な食材の選び方や間食の取り方、好ましい調理法などのアドバイスを頂いてくださいね。

歯周病になりやすいタイプの人の予防方法

 歯周病は虫歯と比べて自覚症状が現れにくいですので、発見が遅れてしまう可能性が高い病気です。特に、歯科医院での治療経験がない人は、気付かない間に歯周病を悪化させてしまうことが多いのです。歯周病と無縁な生活を送るためには、早期発見や早期治療だけでなく、予防対策を行うことも大切と言えるでしょう。

 また、噛み合わせが良くない人や歯ぎしりの習慣がある人は、歯周病にかかりやすくなります。かかりつけの歯科医院で虫歯や歯周病のチェックを受けるだけでなく、噛み合わせのチェックや歯ぎしりや食いしばりのチェックも受けることをお勧めします。歯ぎしりや食いしばりの習慣がある人は、就寝時に装着するマウスピースを作成してもらうこともできます。歯科医師と相談して、もっとも良い治療法・予防法を実施していきましょう。

まとめ

 皆様思い当たるタイプはありましたか?どのタイプにしても歯科医師によるチェックは必要になってきます。痛みがないから、自覚症状がないからと油断はせずに、しっかりとかかりつけ歯科医師によるチェックを受けてください。特に、現在は、虫歯の患者さんよりも歯周病の患者さんの方が増えてきています。歯周病はある程度症状が進んでも自覚症状がほとんどないことが特徴ですので、重症になる前に検診を受けるようにしましょう。

確かな技術で納得の治療を

 ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。


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