こんにちは。キーデンタルクリニック、歯科医師の中村希美です。
しっかりと歯磨きをしてもなんだかお口の中がスッキリしなかったり、においが気になることはありませんか?もしかしたらそれは舌の汚れのせいかもしれません。正しい歯磨きの仕方は歯科医院で教えてもらう機会もあると思います。では正しい舌の磨き方をご存知ですか?そもそも舌って磨くものなの?と思った方もいるのではないでしょうか。
舌が白いかどうかチェック!
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べーっと舌を出し、鏡で見てみてください。あなたの舌はどんな色をしていますか?もしも舌が真っ白なら、歯磨きに加えて舌磨きもしていきましょう。
舌が白く見えるのはなぜ?
舌が白く見えるのは「舌苔(ぜったい)」という舌についた汚れが原因です。歯にプラークという汚れがつくように、舌にも汚れがつきます。
舌苔って何?
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舌苔とは舌の表面についた汚れのことです。舌の表面はつるつるしているわけではなく、無数の細かい突起があります。そこに食べかすやお口の中の古い細胞がたまり、層になっていくと舌の表面が白くなります。そしてこの舌苔は口臭の原因の一つと言われています。
舌の汚れの取り方のポイント
舌の汚れの取る時は専用の舌ブラシを使うようにしましょう。歯ブラシでゴシゴシ力を入れて磨くと舌を傷つけてしまいます。
舌を磨くタイミング
舌を磨くタイミングとしておすすめなのは起床時です。朝起きてすぐのお口の中は細菌が増えています。起きてすぐに歯磨きと舌磨きをすることでお口の中の細菌やにおいを取り除くことができ、すっきりとします。
舌の汚れを取る頻度
舌の汚れを取のは1日1回を目安にしましょう。磨きすぎはかえって舌を傷つけることになってしまいます。
正しい舌の汚れの取り方
1.鏡を見ながら舌をべーっと前に突き出します。
2.舌の中央よりやや奥の方に舌ブラシを軽く当てます。あまり奥に入れると嘔吐反射が出てしまうので、気持ち悪くなる場合は無理に奥まで入れないようにしましょう。
3.軽い力で舌ブラシを手前に引きます。
4.なでるような感覚で数回これを繰り返します。
5.お口をゆすぎます。
6.舌ブラシを流水できれいに洗い、乾燥させて保管します。
おすすめの舌ブラシ
まとめ
舌の汚れを正しい方法で取り除き、お口の中を清潔に保つことで口臭を減らすことができます。今日から舌磨きも取り入れてみてはいかがでしょうか。口臭が気になる方、舌ブラシの使い方の確認など、もし気になることがある場合にはキーデンタルクリニックにご相談ください!
確かな技術で納得の治療を
ムシバラボを運営するキーデンタルクリニックは、東京の赤坂見附駅から徒歩1分、永田町駅から徒歩3分の歯科医院です。できるだけ抜かない削らない治療を心がけ、痛みの少ない治療方法や先進治療を取り入れることで患者様の負担を軽減するようにしています。良い歯医者さんと巡り会えない方は是非一度、ご来院ください。