こんにちは。キーデンタルクリニック歯科衛生士の佐藤茉友です。
普段歯ブラシで一生懸命磨いている方には大変恐縮なのですが、お伝えしたい事があります。実は、歯ブラシのみでしっかり磨いた時のプラーク除去率は約61%と言われています。
え、たったの61%...?
そう感じた方は少なくないと思います。しっかり磨いているのに6割しか磨けていないなんて。。。そんな方におすすめしたいのが
デンタルフロス!
デンタルフロスとは歯と歯の間のプラークを清掃する細い糸のこと。糸ようじとも呼ばれます。この糸、ただの糸ではありません。
ルシェロフロッサー / フロアフロス / ソエルフロス / クリニカアドバンテージ スポンジフロス / リーチ®デンタルフロス
デンタルフロスのすごい力
1.プラーク除去率を80%に
歯ブラシとデンタルフロスの併用で、なんとプラーク除去率を約80%までアップさせることが出来ます。あの細い糸で20%のアップが見込めます。それほど、歯ブラシだけで歯と歯の間をきれいにするのは難しいということ。歯ブラシの毛先では到底届かないのです。
2.むし歯予防
歯と歯の間は特にむし歯になりやすいところトップ3に入ります。そこをしっかりケアすればむし歯になりにくくなるということ。つまりデンタルフロスはダイレクトにむし歯予防に繋がるのです。20%のプラーク除去率を高いと見るか低いと見るかは、あなた次第。
3.早期発見!
デンタルフロスの使用で分かることがあります。歯の表面に沿わせてのこぎりのように前後に動かしてみましょう。
・ざらつく感じがする
・引っかかる
・切れる、ちぎれる
・出し入れするとバラける
これらに当てはまる方は、むし歯の疑いがあります。または詰め物・かぶせ物が合わなくなっている可能性があります。合わなくなった詰め物やかぶせ物はその隙間からむし歯になってしまう恐れがあり、どちらにしても早い段階で気付くことで大掛かりな治療をせずに済んだり、予防処置を行うことが出来ます。
4.歯周病ケア
デンタルフロスの使用で出血することがあります。歯周病の原因であるプラークの仕業です。継続して使うことで歯ぐきがプラークから解放されて健康になり、出血が止まってくるはずです。出血がなくならない、痛みがある場合は歯科医院にご相談を!
5.そして何より!
歯磨きの爽快感以上の爽快感を味わうことができます。歯と歯の間ってこんなに開いてたっけ?ってほどスッキリ。思わずニコーっと歯を出して自然と笑顔がこぼれちゃいます。
まとめ
デンタルフロスは歯ブラシと併用することで相乗効果を発揮し、むし歯や歯周病に負けない健康的なお口をつくります。たかが糸、されど糸です!
photo credit: Summer relaxation via photopin (license)
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